2012年3月8日木曜日

ISOマネジントシステムのよいところ


マネジメントシステムというのは、経営層であれ、ベテランであれ、新人であれ、誰に対しても、その立場や役割に応じてそれぞれ、標準的なルールとして、手順、判断・評価基準などを決めるという点では公平感があるものだと思います。

多くの人は、他人に厳しく自分に優しいものです。自分は特別であるとして、なんだかんだと言い訳を考えて、決めたことをやらないものです。やらなかったことを他人に言われると「むかっ」します。それは、「おこなった行為」と「人間としての価値」を混同するからだと思います。

「人間としての価値」のぶつかり合いをなくすることはできませんが、事前に「目的・目標」や「手順」「基準」を見える化し、システム化し、仕組みとして作り上げることで、少しは、「人と人」ではなく、「決め毎という無形のモノ」と「人」という認識となり、ストレスが減るのではないでしょうか。

「仕事をする前に考えましょう、

とりあえず決めたことをそのようにしましょう、

仕事をしながら、或いは結果を振り返りましょう、

必要であれば他の人に確認してもらいましょう、

気になるところが見つかればすぐに直して

次回に同じ仕事をする時のヘマを減らしましょう、

後から何をどうしたか分かる程度で記録しましょう」

ということを、

システム化し、

ルーティンワークに組み込むことが、

「マネジメントシステム」ではないでしょうか。

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