2012年6月26日火曜日

QMS:規格6.3 インフラストラクチャ


経営資源の中で,

1.建屋,作業スペース,各種ユーティリティなどの基盤インフラ

2.設備機器とそれを動かすためのソフトなどの設備インフラ

3.輸送,通信などの情報システムなどの情報インフラ

4.その他のインフラ

尚,規格はこの条項で対象にするのは「プロダクト要求事項への適合を達成する上で必要」なものとしています。仕事のことは全てQMSで整理するのであれば,規格の意図以外のものもあっても問題ありません。

ヒト・モノ・カネ・情報・経営のスピードなど,時代と共に経営資源の範疇が増えてきており,それらをひっくるめて,「広義のプロダクト」があるわけですから,「狭義のプロダクト」や「正に製品の品質保証」に留まっていたのでは,ISOは「投資」ではなく「コスト(経費)」になって閉塞感が漂います。

事業リスクや事業継続なども必要であれば,「広義のQMS」として役立つのであれば,項番を追加してでも,QMSのマネジメント領域にする方法もあります。

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