「d) 組織の要員が,自らの活動のもつ意味及び重要性を認識し,品質目標の達成に向けて自らがどのように貢献できるかを認識することを確実にする。」とありますが,これは
「自ら活動の品質目標の達成との関連性を認識していること」ですから,仕事のマニュアル等にその仕事は何のためにやる(目的)のか,なにの役に立つのか書いておくとよいですね。
人間,仕事に目的があり,「頑張ったぞ,やった~と」実感できると,「よい仕事」をするようになります。個々人も週に数回は,「ガッツポーズ」ができるような目標設定ができル仕組みがよいと思います。
時々,a)~c)の次に,d)があり,おまけにe)に記録のことが書いてありますので,このd)もトレーニングの続きとばかり,「自覚・認識教育を行う」とされている企業がありますが,「ダメ,間違い」ではありませんが,なにか「洗脳教育」のように感じられて,これなども,ISO/JISの悪い評判を生んでいる一つかも知れません。
尚,
「e)教育,訓練,技能及び経験について該当する記録を維持する(4.2.4参照)。」では,ISOは,「education教育」と「training訓練」「skills 技能」「experience経験」と教育と訓練を分けて書いて有るのですから,6.2.2のタイトルの「教育・訓練」ではなく「トレーニング」に替えてほしいですね。
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